熊本県の八代地方で、特産の晩白柚(バンペイユ)の収穫が最盛期を迎えています。

バンペイユは、大きさがバレーボール程にもなる世界最大の柑橘です。八代地方では、約90戸の農家が30ヘクタール余りの果樹園で栽培していて、11月から収穫が始まっています。

今年は猛暑の影響で色づきが遅れ、玉太りの不足も心配されましたが、十分な水やりによって例年通りの大きさに成長し、糖度が高く、味と香りも期待できるということです。

収穫は、ハウスものが12月下旬まで、露地ものは年明けの1月末まで続きます。

晩白柚は、お歳暮などの贈り物として人気で、果実を食べた後には皮を煮出して入浴剤としても使えるということです。