女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝の予選会、プリンセス駅伝に熊本から肥後銀行が出場しました。1区を走ったのが「娘とクイーンズに」と意気込むママさんランナーです。

クイーンズ駅伝の出場権をかけた、第10回プリンセス駅伝。肥後銀行の1区を任された南雲栞理(なぐも しおり)選手の原動力になっているのが、長女の絃羽(いとは)ちゃん、2歳です。

肥後銀行 南雲栞理選手(29)「2は?『2歳』、できるんだよね~」

合宿や大会の時には絃羽ちゃんも同行。練習の時には走り終えたママに水を渡します。

肥後銀行 渡辺重治監督(55)「良いことですね、お母さんになっても競技に集中できるっていうのは」

南雲選手はかつて強豪・三井住友海上などで活躍しましたが、出産を機に引退。それでも復帰も視野に入れて生活する中、三井住友海上時代に指導を受けていた渡辺監督の誘いもあって、去年7月、肥後銀行に加入しました。

南雲選手「子どもが生まれてからどこかのチームに所属することはなかなか簡単なことではないですが、“救ってもらったな”という感じはあります」