熊本県菊陽町は原水駅周辺で計画している土地区画整理事業について、大学のキャンパスや商業施設を整備する構想を住民に説明しました。
菊陽町 吉本孝寿町長「(菊陽町の)50年後、100年後を見据えたものにするためには、今後の街づくりの方向性を明確にしておくことが大切だと私は考えています」

菊陽町は9月30日夜、「原水駅周辺土地区画整理事業」の概要を地権者に説明しました。
対象となるのはJR豊肥線の原水駅から2027年に開業を予定している新たな駅までの約70ヘクタールです。
菊陽町はこの場所にTSMCの工場進出などに伴う人口増加に対応するための「住宅エリア」や、大学のサテライトキャンパスなどの「学術エリア」、そして商業施設やホテルなどの「賑わいエリア」の整備を計画しているということです。

この計画について菊陽町は、地権者の理解を得ながら2026年度の事業認可を目指したいとしています。