通常より1年早く成長

平山社長「サーモンは、ノルウェー産とチリ産が主体です。海外から入ってくるものを何で熊本とか日本で作らないのかと、いつも思っていた」

有限会社ひらやま 平山正社長

いけすは、自ら土地を整備して設置。『作れるものは何でも作る』が平山さんのモットーです。

平山社長「波のゆらぎも必要だし。色々な要素をどんどん、どんどん取り入れていく」

いけすには地下水がかけ流しで提供されるため、サーモンは常にきれいな水の中で、しかも安定した水温で過ごすことができます。

そのため通常の海や川での養殖は出荷できるサイズになるまで2年から3年かかりますが、平山さんの陸上養殖は1年程度で出荷できるサイズにまで成長するといいます。

こうして年間約1万匹を出荷している平山さんの技術に注目したのが、鉄道で四国4県を結ぶ『JR四国』です。