■秋の味覚の代名詞 あの魚と〇〇がドッキング
まずは熊本市中央区坪井にある「酒とごはん まつお」
約50種類の料理と地酒が楽しめる居酒屋ですが、ここの「素材まるごとグルメ」とは?
酒とごはん まつお 松尾 昭一さん
「どうぞサンマです」

リポーター
「おいしそうな焼きサンマ、まるごとはまるごとですが、普通じゃないですか?」
松尾さん
「一度食べてみてください」
リポーター
「すごい!ごはんが入ってますね」
松尾さん
「サンマのまるごと焼きおにぎりになります」

リポーター
「ごはん詰めちゃったんですか?」
北海道産のサンマに大葉と白ゴマを和えたご飯を詰め、まずはご飯を下にして転がしながら約 10分焼いていきます。焦げ目がついたら醤油をぬり、さらに 15分じっくり焼いたらできあがり。

リポーター
「すごくおいしいです。程よく脂の乗ったサンマのうま味がご飯にしっかりとまとってくれるので。大葉とゴマが入ってすごくいい風味が加わってますね」
松尾さん
「あと、しょうゆの香りが…」
リポーター
「なるほど、焼きおにぎりですから、しょうゆで香ばしく炙ってあるわけですね。こんなサンマをまるごと使ったメニューって見たことないです」
松尾さんの地元・天草では、正月や祝いごとの時に魚のコノシロにごはんを詰める姿寿司があり、それをイメージして作ったそうです。

旬の時期以外は冷凍サンマを使って年中楽しんでもらえるようにしています。
リポーター
「お米も新米になるので、秋は最高の組み合わせじゃないですか」
松尾さん
「今が一番おいしいと思います」
来店客の反応は?
松尾さん
「常連さんには電話で確認されますね。今日はサンマある?という形で」
リポーター
「サンマ = 焼きおにぎり、という事にこの店ではなると」

松尾さん
「そういう風になっています」