「都市部」のセミたち

例えば、都市部を好むアブラゼミとクマゼミ。

その中でもアブラゼミが多ければ「まだ木々が残っている」ということが、乾いた土地が好きなクマゼミが増えれば「周辺の開発が進んだ」ということが分かるといいます。

熊本市ではクマゼミが増えています。

熊本博物館 清水稔 学芸員「木がうっそうと茂っているようなところが開墾されて公園になって、風通しが良くなってくると乾燥する。すると、それまで多かったアブラゼミが減ってクマゼミが増える」