調査は市民参加型

熊本市は2019年から毎年「セミ調査」を行っています。市民参加型で、いつ・どこで・どの種類のセミをとったかを調査表に記入し、メールや市のアンケートページで提出する必要があります。

今年(2024年)の調査は、9月6日までにとった個体が調査対象です。

去年は約850件、6700匹の調査報告があり、熊本市の担当者は「市内には8種類のセミが生息していることが分かった」と分析しています。

(クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ヒメハルゼミ、ミンミンゼミ、ハルゼミ)

後生川凜アナウンサー「つまり、8通りの自然環境が見えてくるということでしょうか?」 

そうなんです。好みの環境が異なる8種類のセミの生息状況を10年継続して調べることで、熊本市の自然環境の変化が分かると期待しています。

そして…今年9月時点のセミを観察すると、早くもこの夏の「ある変化」が見えてきました。