熊本県球磨地方の特産「球磨焼酎」に新たな4種類の銘柄が誕生し、人吉市で試飲会が開かれました。
球磨焼酎は現在27の蔵元がありますが、今回の銘柄は、新たな付加価値を付けようと、このうち二つの蔵元で醸造した原酒をブレンドしました。

手掛けたのは、酒の卸売会社などでつくる団体「KUMA SPIRITS AND BOTTLERS」で、新たな焼酎はアルコール度数13パーセントでフルーティーな口当たりの『アロマティック』や、麹の香りが強くてまろやかな味わいの『直燗(じきかん)』など4種類です。
『ハーモニー』『アロマティック』『クロウト』:720㎖・2750円(税込)
『直燗』:500㎖・3960円(税込)
この団体によりますと、いずれも4種類から5種類の原酒をブレンドしていて、冷やしてワイングラスでも楽しめるということです。

団体は「多くの蔵元の協力を得ながら、これからも可能性に挑戦し、豪雨災害からの復興の一助になりたい」としています。
これらの焼酎は、6月20日から球磨郡内の小売店などで販売します。