■ 食事中の方にはお詫びいたします

「子どもたちが動物のあるものを使ってハガキを作る」と聞き取材に行ってきました。本当に意外なモノです。

袖の開け方にこだわりがある米満アナです


米満 薫 アナウンサー
「このはがきサイズの紙はこちらのゾウのあるモノを使って作られているんです」

レッサーパンダやペンギンの飼育体験も


熊本市動植物園で開かれている夏休み限定のサマースクール。
この日はゾウのあるものを使っての紙すき体験。参加したのは、2組の家族。
まずはゾウの生態を知るため、ゾウ舎へ。

(キミタチ、ダレ?)


参加者
「目がぎらぎらしてる~」

えっ


そこで飼育員が手に取ったものは…「大体これは1.5キロくらい」
そう。ハガキ作りに使うあるモノとはゾウのフン!

さ、頼むよ


参加した子どもたちもびっくりです。
さらに喜ばせようと(?)ゾウのサービス精神が発揮されました。

「あ、うんこしてる! でたぁ!」

サービスサービス!


それを見た一部の参加者は、ちょっと引き気味…

「(紙すき体験)楽しみな気持ちもあるけど、ちょっと嫌だなっていう気持ちもあります」

ちょっと量がね…


そしていよいよフンを使って、紙すき体験へ。
ゾウの主食は干し草で、フンにはその形を残して出てきます。その干し草をフンから取り出し、きれいに洗ってパルプという、紙の原料と混ぜ合わせます。

フンをそのまま使うわけではないのです


それを型に流して、水気を取ると…ハガキの形に!
あとはゆっくり干せば完成です。気になるのは匂いですが…

切手を貼ればもちろん送ることができます


参加者
「匂いする?しない…あまりしない…感触?なんか柔らかい」
「ゾウ舎では怖がっていたけどここにきて、子どもに楽しんでもらえたのでよかったです」


熊本市動植物園 吉仲 康行さん
「普段できないことができるというのが、この動物園体験の良さだと思います」

ワタシ出番なかった


ウン良くこのハガキを受け取った人は材料が「想ゾウ」もつかないかもしれませんが、「ウンがつくゾウ」ということで喜んでもらえるかも(?)しれませんね。