食品の値上げは年が明けても一向に止まる気配がありません。マクドナルドは1年足らずで3度目の値上げ。学校給食にもついに値上げの波が及ぶことになりました。
◆マクドナルドはきょうから値上げ

RKB正福里奈「マクドナルドの人気メニューハンバーガーは20円の値上げ、ポテトのMサイズは40円の値上げです」

日本マクドナルドは16日からメニューの約8割を値上げしました。値上げ幅は10~150円。原材料価格の高騰などが主な理由で、2022年3月から3度目の値上げです。
ハンバーガーをみると、約1年の間に5割以上(60円)値上がりしたことになります。

「きょうからなんですか? 40円上がると結構高いですね」
「(ハンバーガーは)100円とかでありましたよね。ずいぶん高い。買う頻度が減るかも」
「このくらいの値上げだったら、買う・買わないは特に変わらない。食べたい時に食べる」
◆食材の高騰は学校現場にも…

マクドナルドだけではありません。4月までに値上げされる食品の数は7000品目以上にのぼる見込みです。食材の高騰は子供たちの給食費にも影響を与えています。

RKB正福里奈「久留米市は今年4月から、小中学校の給食費の値上げに踏み切ります。価格の改定は8年ぶりということです」
久留米市の1か月の給食費は現在、小学校が4100円、中学校が4600円で、福岡県内の平均より約200~400円ほど安く設定しています。
2022年度は多くの自治体が国の臨時交付金を活用して食材の高騰分をまかないましたが、23年度の交付金については現時点で未定となっています。
久留米市は、栄養バランスがとれた給食を維持するため、23年度から小学校で月500円、中学校で月1000円給食費を値上げすることを決めました。ただし1年間は市が値上げ分の半額を補助するため、小学生は月250円、中学生は月500円の増額となります。







