マスクがドライアイの一因に?

インフルエンザに加え、黄砂対策もあり、マスクを着用する人の姿が多く見られた、25日朝の福岡市。

しかし、実はこのマスクも、ドライアイを引き起こす可能性があるといいます。

福岡山王病院 アイセンター 内尾英一 医師
「マスクを本当に上手にしてるといいんですけども、緩くつけていたりすると吐いた息が上の方に行って、直接当たる所が目になる。(息が目に)当たることによって涙液が減ってしまう。ドライアイがマスクによって起こると言うわけです」

マスクを着用していない場合、呼気はまっすぐ前に放出されています。
しかしマスクを着用していないと、目元にあるマスクの隙間から呼気が噴き出し、それが直接目に当たることで涙液の油分や水分を蒸発させてしまう恐れがあるのです。

福岡山王病院 アイセンター 内尾英一 医師
「ちゃんと顔にフィットするように、隙間がないように。それでもどうしても乾いてしまうような場合は、目に潤いを加えるための治療、目薬とかをした方がいいと思いますし、基本的には眼科医の先生のところに行って診断してもらってドライアイ用の目薬・ヒアルロン酸とかを定期的につけることによって涙液を補充する。そうすると角膜の障害も減ってくる」