3年前に北九州市の旦過市場一帯で起きた2度の火災を受けて、きょう市内の商店街で火災の発生を知らせるホイッスルを使った消防訓練が行われました。
北九州市戸畑区の中本町商店街で行われた消防訓練には、商店街の店主や消防などおよそ40人が参加しました。

訓練は商店街で火災が発生した想定で行われ、参加者たちは「サポ笛」と呼ばれるホイッスルを使って火災の発生を知らせました。
「サポ笛」は、火災が起きたことを住民同士がいち早く知らせるために導入されたもので、参加者は初期消火までの手順を確認しました。
訓練の参加者
「とりあえず何ができるかわからないので、消防への通報と一緒に笛を思いっきり2回吹く」

3年前に旦過市場一帯で起きた火災のあと、木造の店舗が密集する市内の51か所が重点防火指導の対象地域に指定されていて、市は去年からこの訓練を実施しています。







