秋の味覚が出始めたこの季節、料理する機会も増えると思いますが、注意が必要なのが「調理家電の事故」です。

使い方を間違え、重大な事故につながるケースが相次いでいますが、身近な調理家電に潜む危険性をお伝えします。

電子レンジで弁当温める

毎日の調理に欠かせない「電子レンジ」。
食品を温めるだけでなく、料理に活用している方も多いと思いますが、金属類など、禁止されているものを加熱し事故につながるケースが後を絶ちません。

20代男性
「ボウルとかレンジで使っちゃいけない皿とかを間違って入れちゃったりとかして」
Q 破裂したり?
「はい。何回も」

40代女性
「焦げつきをそのままにしてて、そのまま使い続けていたら、ちょっとやばい臭いが、火が出そうになったというか」

こちらはカップ麺を電子レンジで温めた際の実験映像です。
加熱してすぐにアルミ製のふたの部分が発火。

その後、他の部分からも炎が上がりました。

さらに注意が必要なのが、中に付いた「汚れ」です。

汚れが付いた電子レンジで飲み物を温めてしばらくすると…突然、発火。
しばらくしても火は燃え続けました。

食品のかすや油汚れなどが付いたまま使い続けるとその部分が「炭化」。
熱が集中して発火の原因となります。