完成したラジオ番組
RKB 加藤知華リポーター
「それぞれのチームが収録してきた音声案を発表し、参加者全員がリスナーとしてどれが面白かったか投票します」
制作に取りかかってからおよそ1か月、音声だけでなく、効果音やBGMも学生自身がつけて編集しました。

完成したラジオ番組より
「そうだ、路地裏に行こう。栄町銀天街から栄小路という横道に入っていこう。昭和感があるな、道も狭いよね。車も通れないよねっていう。茅葺きみたいになっている。入り口の脇かな、営業中の看板、囲炉裏みたいなものがある。喫茶放浪記っていう、門構えも階段で上に上がっていく感じだね、昭和のポスター色あせている。こんな路地裏東京にないよ、地元の人たち以外にもきっとこれは刺さる!刺さるね!ロマン!」
実際に2人で旅をしているようなトークで、昭和レトロな門司港の路地裏を散策しているかのような番組に仕上がりました。

審査員・番組制作会社「ダイナマイトレボリューションカンパニー」齋藤智礼さん
「路地裏か らみる北九州って発想豊かですごいなと思いました。世界観を一番作れていた」
「東京だけにこだわらなくてもいいということを学びました」
すべてのチームの作品発表が終わり、成績発表です。

2人の「そうだ、路地裏に行こう」は、最優秀賞に選ばれました。

中央大学2年 石橋采弓さん
「北九州ってこういう魅力があるんだっていうのも分かったし、地方局ならではのローカルなラジオ作りっていうのもすごく楽しいんだなっていうことが分かって、東京だけに拘らなくてもいいんだなっていうところを学びました」
Qワークショップに参加してみてどうでしたか?

日本大学2年 杉山采羽さん
「レトロな街っていう印象が全くなかったんですけど、路地裏っていう裏側のテーマにしたおかげで、より昔の景色を残したまま新しい街づくりをしているっていう面白い街だなっていう印象になったので」
最優秀賞に選ばれた「そうだ、路地裏に行こう」など、優秀作4作品は9月28日(日)午後1時からRKBラジオで放送する特別番組「北九州DIG」の中で紹介されます。