今年6月、福岡市南区の住宅で1歳の女の子の首にカーテンの紐が絡まり死亡した事故で、当時、共働きの両親に育児を頼まれていた祖母が女の子を放置したとして、書類送検されたことが分かりました。

今年6月21日福岡市南区長住の住宅で、共働きの両親に育児を頼まれた祖母が、1歳の女の子の世話をしていました。
関係者などによりますと、祖母は女の子を家に残したまま、買い物をするため1人で外出。
そして祖母の外出中に、女の子の首にカーテンの紐が絡まり、近くにいた人が住宅の窓から女の子の異変に気づき、消防に通報しました。
女の子は心肺停止の状態で病院に運ばれ、翌日の夕方死亡が確認されました。

警察は今月11日、女の子を放置して死亡させたとして、祖母を重過失致死の疑いで書類送検しました。
RKBの取材に対し祖母は「悪いのは私だが、孫のために一時的に買い物に出るなど、色々な要因が重なった」などと話しています。