若者と政治をつなぐ大学生

NPO法人「ドットジェイピー」の北九州支部は、若者と政治をつなぐ活動に取り組んでいます。

メンバーは全員大学生で、この日はグループに分かれて「若者はなぜ投票に行かないのか」考えました。

五反田流仁さん(19)「単純に今の政治家さんに対するいい印象がどうしてもあまりない」

芹ヶ野ひなたさん(20)「若者と高齢者の一票の重みを同じにするというのがでて、人数が違うから」

下村綺さん(20)「行くまでにハードルが高いということが問題だから、大学で(投票を)やったら大学に行くだけで投票できる」

商店街練り歩き”しかけ”

「ドットジェイピー」は去年の北九州市長選挙で、立候補予定者を大学のホールに集めて討論会を実施するなど、選挙に関心を持ってもらうための仕掛けをしてきました。

今回、投票率アップのために考えたのは、「投票所あっちっちゃプロジェクト」。

「政治が動く日」など投票を呼びかける看板を持って、商店街を練り歩きます。

「皆さんで衆議院選挙期日前投票に行きませんか」

さらに、店の担当者に声をかけ、看板の設置をお願いしたりSNSに写真を掲載したりして、街全体で投票に行くムードを高めようとしています。

シロヤ小倉店・諌山大輔さん「急すぎて・・・。変えるにはそういう力も必要なのかな若い人にもう少し投票に行っていくれればいいかなと思います」

ドットジェイピー北九州支部 清水駿 代表「自分たちだけではなく街の協力もあって選挙は盛り上がると思うので、少しでも多くの店に協力してほしいと思ってやっています。3~5%少しでもいいので上がればいいなと思います」

選挙に関心を持つためには、候補者がどんな考えを持っているのか知ることが重要です。

RKB 浅上旺太郎記者「若者の流出が続く北九州市。市の東側を選挙区とする福岡10区の候補者は若者たちにどんな政策を訴えているでしょうか」