「業界に入って30年 14メートルクラスは初めて」

福ビル街区建替プロジェクト JV工事事務所 船曳潤 副所長「街路樹の植樹は6メートル~8メートルクラスの木は多いんですけど、14メートルとなるとなかなかない。建設業界に入って30年以上になりますが、14メートルクラスの木を植えるのは初めての経験になります。木の枝が1本1本そんなに太くないので、枝を折ったり傷つけたりする可能性がありますから、ここはゆっくり慎重にさせていただきます。福岡の地にちゃんと根ざすように、木が生えていた故郷の熊本の阿蘇の土を持ってきています。」
見栄えよく、木の向きにこだわって

見栄えをよくするため木の向きにはこだわり、微調整を繰り返します。

10メートルを超える木の植樹はとてもめずらしく、運搬から整地まで、作業には通常の7倍以上となるのべ50人が携わりました。

午前0時に始まった作業。おわったのは6時間後、午前6時すぎです。

西鉄 福ビル街区開発部 金子晃子係長「とても存在感のあるケヤキの株立ちを植えられたので、この場所がみなさんとってもシンボルツリーとして愛される場所になったら、いいなと思います。」