ファジリャさんが大学の課題で制作中の作品を見せてくれました。

ファジリャさん「庭のデザインを考える課題があったのですが、ウクライナと日本の文化を融合したものをつくろうとしていて…。日本は私にとって、とても大切な場所で、そして広島での時間は私に希望を持たせてくれた。将来もきっと大丈夫だと。もう一度行きたい。一度と言わず何度でも…!」

ただ、そんな話の最中にも…。

ファジリャさん「いま、空襲警報が出ている。(外をのぞく)上空近くにいるみたいだけど、音が聞こえないから…」

ウクライナは、戦争が始まってから2回目のクリスマスです。

ファジリャさん「去年は計画停電で真っ暗だった」

キーウの街には、クリスマスツリーが飾られていました。そして、日常を取り戻そうと、生きる人たちの姿がありました。

ファジリャさん「メインストリートにクリスマスツリーがある。たった一つだけのクリスマスツリー」