ファジリャさん「2週間前、とても…うんん…本当に怖かった」

11月25日未明、ロシアの侵攻開始以降、「最大規模」となる無人機によるウクライナへの攻撃がありました。

ファジリャさん「音が聞こえた。私は別の部屋にいて、母親から『今どこにいるの? 』と電話があった。夜にとてつもない音が聞こえて私はとにかく叫ぶしかありませんでした」

今もキーウでは、週に1、2回は空襲警報が発令されます。その度に市民はシェルターや地下鉄に避難します。最近では警報が解除される前に、タクシーに乗って仕事に戻る人の姿も見かけるそうです。

ファジリャさん「みんな仕事に行かなければいけない。警報が5時間出ていたら、勤務時間のほとんどを地下鉄の駅で過ごすことになってしまうから。みんな自分で判断するようになっている。みんな慣れてきちゃってる。よくないことだと思う…」

「(戦争が終わらないことについてはなんていってる?)戦争が始まった時はみんな2週間とか2か月とか、すぐに終わると信じていた。でももうすぐ2年。正直…いまは誰も戦争はすぐには終わるなんて考えていないと思う」