秋の行楽シーズンを迎え、多くの観光客が訪れる宮島(広島県廿日市市)ですが、玄関口となる宮島口周辺の国道2号線が毎年、渋滞します。この渋滞緩和に向け、廿日市市などが動いています。

国道2号線を利用する人
「混んでいるときが多くて不便。混み具合によるが10分20分かかる」
バスドライバー
「渋滞しているので10分15分バスの時間が変わる。遅れていると無線が入ってくる」
地元の人
「渋滞する。仕事で通るので、あの手この手で渋滞を抜けようとする」
秋の行楽シーズンを迎える11月は、宮島に渡るフェリー乗り場につながる国道2号が渋滞となります。

宮本学知 記者
「宮島口前の2号線は混んでいます。アプリの地図でも渋滞を示す赤色になっています」
廿日市市が公開している前空駅付近の国道2号のライブ映像です。5日の夕方は山口方面に向かう下り線が渋滞しているのがわかります。さらに国道2号が渋滞すると阿品台の住宅街を走る生活道へと迂回する車両も増えます。近くには学校もあります。

宮島口近くの住民
「阿品台に抜ける道になる。ぐるっと回って2号に抜ける。阿品台の人は迷惑だろうな」
阿品台の住民たち
「渋滞は朝早かったらだいじょうぶ。交通事故も時々見る」
「渋滞とかはけっこう多い。夕方は多い」