島内颯太郎 投手
「よくない印象の方ですけど、栗林が東京ドームで中田翔さんに(サヨナラ)ホームランを打たれた試合(4月29日)。あのときが一番調子がよくなかった頃の栗林良吏で、それこそ、ことしの調子よくないっていう栗林を象徴するような試合だったのかなと思って。マウンド上でいろいろ考えながら投げている栗林自体が、見るのが初めてだったので、ちょっとよくない方ですけど、そのあと、しっかり調子を取り戻したっていうところがやっぱり栗林のすごさだと思うので」
栗林良吏 投手
「いい方はないですか?」
島内颯太郎 投手
「いい方は…」
栗林良吏 投手
「見てもらえてないですね」
島内颯太郎 投手
「(自分が)投げたあとが多いから…」
栗林良吏 投手
「(笑)じゃあ、いい方はないというところで」
島内颯太郎 投手
「いや、なくはないけど、そこはちょっと、そっちで」

栗林良吏 投手
「島内にもぼくのいい試合を挙げてほしかった気持ちはあったけど、自分にしか興味ないんだな」
島内颯太郎 投手
「ああ、それはよくない。それはよくない。そこ、ダメです」
栗林良吏 投手
「たぶん、ほかの人のを聞いても出てこないと思うので、逆に自分のベストピッチングとかは? 今、10個ぐらい出て、悩んでいるんでしょ。あれもよかったし、これもよかったし…(笑)」

島内颯太郎 投手
「10個もねえよ。そんな自分好きじゃない。何かな? 5月(2日)のDeNA戦。宮﨑さんはフォアボールを出して、牧選手・楠本選手を連続三振っていうところだったんですけど、あれがぼくの中で “ターニングポイント” だったかなってぐらいですかね」
栗林良吏 投手
「へえー」

島内颯太郎 投手
「あの試合の後あたりから勝ちの展開でも使ってもらえるようになって、ぼくの中でも自信になったというか、はい」





































