鮮魚店では担当者を分け5回チェック 食卓では冷凍・加熱処理を

「ヤマスイ サンリブ五日市店」(広島市)で、アニサキスが多いといわれる、サバの内臓を見せてもらいました。
宮本学知 記者
「めちゃくちゃいる…」
内臓には、数え切れないほどのアニサキスが…。こちらの店ではアニサキスを死滅させるため、24時間以上冷凍しています。さらに刺身や寿司で出す場合は、担当者を分けて、5回チェックするなどの対策を取っていました。
ヤマスイ サンリブ五日市店 柚木将司 店長
「(魚が)おなかいっぱい食べて、脂をためている分、寄生虫も一緒に食べている。脂がのって、おいしい証拠でもある」
消費者はどのような点に気をつければいいのでしょうか。
広島市 食品保健課 石井宏幸 技師
「アニサキスは、生き物なので、冷凍か加熱すれば無害化できる。60℃以上で1分間以上加熱すれば死滅する。刺身は-20℃で24時間、冷凍処理をすることで死滅する」

一方で、酢・塩漬け醤油・わさびといった調味料でアニサキスを死滅させることはできないといいます。この秋はアニサキスに注意して、ぜひ、秋の味覚を楽しんでください。




































