アメリカ、ニューヨークでは新たに就任したマムダニ市長が就任式を開き、集まった市民らを前に暮らしを支える市政運営をすると誓いました。
記者
「今、マムダニ新市長が姿を現しました。大きな歓声に迎えられ、これから演説に臨みます」
ニューヨーク マムダニ新市長
「あまりにも長い間、自由は余裕のある人だけが買えるものでした。私の市政で、この状況を変えてみせます」
1日付でイスラム教徒として初のニューヨーク市長に就任したゾーラン・マムダニ氏(34)は、市庁舎で就任式を開き、集まったおよそ4000人の前で「安全、手の届く価格、豊かな生活を政策で実現する」と誓いました。
マムダニ氏は家賃上昇の凍結や市営バスの無料化など生活者目線の政策を公約に掲げ、支持を集めて当選していて、この日も「市民の生活をより良くするために権力を行使するのをためらわない」と述べました。
また、「民主社会主義者」を自称するマムダニ氏は民主党内でも急進左派と受け止められることもある中で、「“過激派だ”とレッテルを張られることを恐れて信念を曲げることはない」と強調。氷点下の中、式典に参加した市民からは期待の声が聞かれました。
ニューヨーク市民
「この街は億万長者の言いなりになんてなりません。ゾーラン市長は市民に力を取り戻し、みんなが良い生活を送れるようにしてくれるはずです」
「ニューヨークに重点を置いたうえで、他の都市だけでなく世界全体の模範となろうとする姿勢が好きです」
就任式後、マムダニ氏はブルックリン地区のアパートを視察し、居住者の保護や住宅建設の加速を柱とする市長令に署名。就任初日から公約実現に向けた姿勢を鮮明にしました。
一方、財源をめぐっては富裕層への増税などでまかなう考えを示しているものの、実現は難しいとの指摘もでています。
州議会との調整やトランプ大統領との関係を含め、新市長がどのようにかじ取りを進めていくのか注目されます。
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