マイナ保険証の主なメリットとデメリットをまとめました。

メリットとしては、▽患者が過去の履歴に基づいてより適切な診療や投薬を受けることができる、▽医療機関は健康保険証のコピーやデータの手入力など事務手続きを減らせる。デメリットとしては患者・医療機関ともに▽トラブルが発生した際に利用できない、▽個人情報の漏えいのリスクがある、といったことが挙げられます。このほか、小規模な診療所にとっては初期費用や維持管理費、患者への説明の負担もありそうです。

青山高治 キャスター
「そういった医療機関の負担を減らすためにもメリット・デメリットのベースの部分もある程度理解しておいて、様子を見るなら様子を見るとかもあると思うんですが」
中国新聞社 報道センター文化担当記者 桑島美帆 さん
「全てスムーズにいくという前提であればとっても便利だと思うんですけど
デメリットもけっこうな重さでのしかかっていますよね。トラブルも相次いでいるので」

中根夕希 キャスター
「不安はありますよね。ただ一方で、ずっとこのままコピーをとって手作業で進め続けるのかとなると、それもまたどうなんだろう。デジタル化って進めなくてもいいのかと思う所もあるので、これは難しい問題」
小林康秀キャスター
「『トラブルは付きもの』という話はありましたけれども、患者にとっては本当に使えなくなったら困る。健康保険証だったら大事なものは記載されていますが、
マイナ保険証には書いてないですからね。健康保険証は初めて行く病院には持って行った方がいいんじゃないかと個人的には思ったりします。みなさん、考えてみてください」
