広島市で中止されていた小・中学校などのプール指導が、再開されることになりました。

国は、去年・おととしの水泳授業の取り扱いについて、感染対策の観点から「プール内だけでなく、プールサイドにおいても幼児・児童・生徒の間隔は2メートル以上を保つようにすること」としていました。


広島県内では、この指標を元に水泳授業を行った学校もありましたが、ごく少数でした。広島市では一律で中止しました。

この4月に出された国のマニュアルでは、「必ずしも2メートル以上ということではなく、(中略)適切に対応すること」と示されたことから、広島市では水泳授業を実施することになりました。


さすがに、2年間水泳の授業がないと、やはり弊害も…。

3年生や2年生は一度も学校のプールに入っていない。初歩的なところから学ばなければいけない。また水の怖さを学ぶ…という点も心配。

子どもたちは水の事故から命を守ることを学ばないといけない。

広島市が各学校に出した通知です。


小学校の場合、▽最終学年である小学6年生を最も優先すること。次に授業をしていない小学3年生を優先すること。▽プール内・プールサイドでは最低1メートル間隔を保つこと。▽更衣室の密を避けるなどが挙げられ、感染対策を徹底したうえでの再開であることがうかがえます。

こういった通知を元に各学校でプール実施方法を判断しました。例えば、ある学校は、2年・3年・6年は6~10時間、1・4・5年は2時間程度と、優先度に分けて授業をしています。


また、ある学校では、「本年度はご家庭でお持ちの水着や水泳帽を使用していただいて構いません。ご負担のないように」とも。これは、学校指定の販売も行われますが、この2年間、プール授業がなかったので、サイズが合わないから買い替えが殺到する可能性もあるための措置だと思われます。

先週末は、こんなところが混雑しました。


広島市内のショッピングセンターです。先週、多くの小学校にプール授業再開のプリントが配られたことで、週末の売り場は混雑したそうです。


ゆめタウン広島 ライフスタイル担当 古瀬幸江さん
「コロナ前の半分の品ぞろえだったが、急きょ、多くのお客さんが来て、商品を集めて、どうにか対応しております」

4年生と2年生のお子さんがいるお母さんは…。


「 (2年生)はスクール水着を着たことがないので、どれを選んでいいのか悩んでいる状態です」
​― 4年生のお子さんは?
「サイズアウトしているので、上の子の水着も買わないといけない」

この5月の売り上げは、プール授業があった2019年に比べて1.8倍だったということです。


ゆめタウン広島 ライフスタイル担当 古瀬幸江さん
「仕入れ先にある品物は入荷してもらうが、ほかのお店からも取り寄せて対応していこうと思う」


ゆめタウン広島では、水着とともに水泳バッグや着替え用のタオルなど関連商品や、7月以降は柄物の水着などの売り上げを期待していました。