ゴーグルを着けると、目の前には原爆投下直前の広島の街が…。午前8時15分。街の人が指をさす上空を見上げると、爆撃機から1発の原子爆弾が投下…。直後、せん光があたりを包み、世界が一変します。

VR体験では、原爆投下の目標となった「相生橋」などを回り、被爆当時の広島の姿と今の姿を見て、復興の歴史と未来への歩みを体感してもらう狙いがあるということです。

ニコラス・ベンワさん
「とても複雑な感情です。平和と広島のメッセージを伝える、とてもいいツアーだと感じました。このような過去の状況は繰り返すべきではないですし、このようなツアーに参加し、体験することで本当に感情が豊かになると思います」

このツアーは、G7サミットの後、22日からのモニターツアーを経て、8月と10月に本格的に実施される予定だということです。