「とても言えません」ということですが、「当分の間、ぜいたくできないくらい」のお値段だったということです。

苦労の末、獲得したチケットで、バックネット裏から見たスタジアムの盛り上がりは、まさに「興奮のるつぼ」…。

吉田正尚 選手のホームラン、大谷翔平 選手の2塁打、そして 村上宗隆 選手のサヨナラ・タイムリー。派手なプレーだけでなく、バントや走塁など献身的なプレーに「全員野球で世界一のチームワーク」と、日本野球の強さを見たといいます。

また、選手たちだけではなく、スタジアムのファンの姿にも感動したという香月さん。特にチーム分け隔てなく声援を送るメキシコのファンの姿に、スポーツの持つすばらしさを実感したといいます。戦いが終われば、ファン同士、互いをたたえ合ったということで、「スポーツは世界を平和にする」と感じたそうです。

香月さんは、日本時間22日に行われるWBC決勝にも足を運ぶ予定とのこと。願いはもちろん、悲願の世界一を選手たちと共有することです。

産婦人科医として、出産という数々の奇跡に立ち合ってきた香月さん。侍ジャパン14年ぶりの世界一という奇跡にも立ち会えるか…。決勝戦のスタンドにひと際目立つ、赤いユニフォームにも注目です。