「ピッチャーについて、27日、ブルペンに行ったときにこんなことがありました。益田武尚 投手を囲んで、横山竜士・菊地原毅 両ピッチングコーチ、それから 藤井彰人 ヘッドコーチの4人で長々と話をしていました」

「何の話をしていたのか、横山コーチに聞いたんですけども、益田投手のプレートを踏む位置の変更をちょっとしたらどうかという話になったそうなんです。これまでよりも5センチぐらい、1塁側を踏んではどうかという提案をしたそうなんですね。なぜ、そうしたかといいますと、益田投手のもともと投げるボールの軌道がじゃっかん、シュート気味になるそうなんですよね。さらに持ち球としてシュート、あるいはツーシームがありますので、右バッターのインサイドを攻めるときに今のプレートの位置ですと、どうしても当たってしまう可能性が高いということなので、ちょっと1塁側を向いたことによって、インサイド攻めを広く使っていきましょうよ、ピッチの幅を広げていきましょうよという提案をしたそうなんです。すぐ慣れるかどうか、時間がかかるかもしれませんけども、そういった提案をするのもコーチの仕事ですからっていう話でした」

「キャンプは、いよいよ、あす28日の1日を残すのみとなりました」