カンロ ピュレグミ・カンデミーナブランド部 木本康之 部長
「めちゃめちゃグミブームは到来していると思います。数字は実際に伸びていて、去年1年間で前年比2桁伸長、約110%から120%とグミ市場全体が大きく伸びております」

民間の市場調査会社「富士経済」によると、グミ市場は10年前から徐々に拡大傾向となっていることが分かります。コロナ禍の外出自粛をきっかけにグミが学校やオフィスのお供から自宅で楽しむものに変化したことが、理由の1つだといいます。さらに…

木本康之 部長
「グミは楽しさ感・ワクワク感が高いお菓子なんですね。そこらへんで話題やネタとしてSNSに上げやすいお菓子なのかなというところで注目されているZ世代を中心とした “SNS映え” お菓子として人気になっているというのがある。グミは、ほかのお菓子に比べ、組成的に食感や形の自由度が高い」

こうしたさまざまな理由が、グミブームにつながっているといいます。

その勢いは、こんなところにも…。広島県内の新鮮な野菜や果物を販売する「とれたて元気市」です。

JA全農ひろしま 山里大輝 さん
「おかげさまですごく好調に売れております。このグミを買うことを目的に、とれたて元気市にいらっしゃるお客さまもおられるほどです」

JA全農が企画した「ニッポンエール」。33都道府県の特産の果物を利用し、47アイテムを展開中です。

瀬戸内の特産品はっさくと全国1の生産量を誇るレモンを使用した「はっさく&レモングミ」です。

坂本可織 記者
「いただきます! う~ん、かむと、はっさくとレモンの果汁が口の中でジュワ~っと広がって、とってもおいしいです」

山里大輝 さん
「広島県として力を入れている柑橘を使用することで多くの人に広島県産柑橘の魅力を知ってもらいたいというのがメインになっている。最近、若者の果物離れが見受けられるのかなというのがあるので、グミにすることで手軽に食べてもらえたら、果物を知ってもらって、実際に購入してもらい、消費を増やしていく。それが結果、フードロス削減につながっていくのではないか」

みなさんも小腹がすいたら、グミ、いかがですか?