3月30日、 原爆資料館(広島市中区)に1人の被爆者の姿がありました。尾崎稔さん(90)は、いまも77年前の体験を絵に残し続けています。

尾崎稔さん
「(被爆した時は)死んだか思うたけぇの。真っ黒い闇と静寂。音がひとつもしない。1分ぐらい続いたんかな」


1945年8月6日。当時13歳だった尾崎さんは、学校へ向かっている途中に被爆しました。顔の半分や左手に大きな火傷を負いましたが、命は助かりました。しかし、爆心地近くにいた母、妹、祖母は今も帰ってきません。

ロシア軍によるウクライナ侵攻。世界情勢は緊迫し、核兵器の使用も懸念されています。核兵器について尾崎さんは…。

尾崎稔さん
「あんなものはあっちゃいけんよ。はっきりしとる。良い悪いじゃない。その場におったらね、誰でもそう思うよ」