高速バスの車内でナイフを手に持ち、乗客を監禁したなどの罪に問われた男に対し、広島地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと山口県防府市の無職、関誠一郎被告は、2026年4月、広島市安佐南区に停車した高速バスの車内で折りたたみ式ナイフを手に持ったまま乗降口付近に立って、乗客17人を監禁するなどしました。これまでの公判で検察側は拘禁刑2年6か月を求刑していました。

12日の判決で広島地裁の横井裕美裁判官は「『バスジャック』などと述べ乗客の行動の自由を奪った」と指摘。「二次的被害も生じ得た危険で悪質な犯行態様」とする一方で、「被告人は統合失調症により行動制御能力などがかなり低下していたと考えられる」としました。また、反省の態度を示していることなどから、拘禁刑2年6ヶ月、執行猶予5年の判決を言い渡しました。