脳裏に焼き付いた被爆後の様子と心に沈む父の勲章
田村友里アナウンサー
「ここ広島だと、被害、被爆の話が語られることが多いんですけど…」
松本さんは、父親がもらった勲章を大切に、でも複雑な気持ちで保管しています。

被爆者 松本滋恵さん
「母から生前ね、『父は、敵を9人殺したから自分は絶対に畳の上では死ねない、って言っていた』ということを聞いてたんです。父には当時戦争で、『敵は人間じゃない、動物だ、鬼だ、殺せ』っていう風に、政府が言ってたみたいで」
村上信五さん
「教えられてたんですね。ま、特に、現代と違って情報というのが非常にね、少ない頃ですから」
被爆者 松本滋恵さん
「そうですね、ええ」
村上信五さん
「ま、政府の言うことは、ある種”絶対”じゃないですけどね、従わなければ非国民と言われてましたしね」
村上信五さん
「8月6日を生き延びた松本さんが、今、これだけは必ず、残し伝えていきたいと思う核心的なところ、根幹的なところというのは、どのあたりでしょうか?」
被爆者 松本滋恵さん
「核は絶対に、使用してはならないし、そして使用どころじゃなくって、廃絶に向けていかなければ、それこそ人類の存亡にかかってますよね」



































