県立広島第一高等女学校。81年前、この学校に憧れ蛍が描かれた校章を胸に、入学した多くの少女たちが原爆で命を奪われました。友を、夢を、家族を、そして青春を奪われた女学生たちの追憶です。原爆で大切な家族や家を奪われた女学生がいます。次の世代に語り続けるその原動力となっている思いとは。

「大変お世話様になりまして、ありがとうございます」。広島市に住む河田和子さん(94)。この日、自身の被爆体験を語るため、母校を訪れました。出迎えたのは広島皆実高校の生徒会です。

男子生徒
「今年は平和の大切さをもっと積極的に知り、思いをつなげていこうという思いで『語り継ぐヒロシマ』の活動を行っていきます」

広島皆実高校の前身が県立広島第一高等女学校(第一県女)です。皆実高校の生徒会は、先輩の被爆体験を聞き取り、地元の中学生とともに語り継ぐ取り組みを7年前から続けています。