広島市で26日、メーカーや物流事業者が貨物列車の輸送現場を見学する催しが開かれました。背景には、物流をめぐる課題がありました。
催しが開かれたのは、広島駅の東側に位置するJR貨物の広島貨物ターミナル駅です。マツダスタジアム6個分の広大な敷地に、毎日96本の列車が発着しています。1日およそ700個が扱われるコンテナの中身は、広島に工場のある自動車関係の部品や菓子類のほか、宅配便などが多いそうです。

到着した貨車は作業の準備が整うと、赤い「入換機関車」によってコンテナを積み下ろしできる番線へと移動。フォークリフトによって列車から下ろされ、待ち構えていたトレーラーへと移されます。こうして、全国から貨車に揺られ長距離を運ばれてきたコンテナは、広島県内や島根県西部の顧客まで運ばれていきます。
この様子を真剣に眺めていたのは、メーカーなどの荷主や物流事業者の社員です。中国運輸局とJR貨物が主催した説明見学会は、貨物列車による輸送の魅力を知ってもらおうと開かれました。見学会が企画された背景には、トラック輸送に頼ってきた物流業界の現状があります。



































