飲んだ本人が一番ショックを受ける病気

約束できないのは「意志が弱いから」ではないー。

山口さんはそれを「脳のコントロール障害」という言葉で説明します。

「そもそも意思が働かない病気」であるという医学的見解が、山口さんにとっての救いの一つになっているといいます。

山口達也さん
「やめます、一生飲みません、ごめんなさい、と誓ったその日の夜から飲んでしまう。膵臓が壊れて、自分の内臓を溶かしていると分かっていても。『お父ちゃん、もう飲まないから』と子どもに誓った次の日に、ベロベロで帰ってくる。周りががっかりする以上に、飲んだ本人が一番ショックを受ける病気なんです」