広島市は、物価高対策として5000円分の特典が付いた「プレミアム付き商品券」を販売すると発表しました。

広島市は1人あたり1万5000円分のプレミアム付き商品券を1万円で販売します。

紙と合わせてアプリのデジタル商品券も用意し、遅くともデジタルは来年5月、紙の商品券は8月の利用開始を予定しています。松井市長は「おこめ券よりも経済的な効果が見込める」と説明しました。

広島市 松井一実 市長
「消費者・事業者双方に効果が出るように。地域経済の活性化にも役立つのではないか」

広島市は商品券の発行費用として68億円5000万円を盛り込んだ補正予算案を、来月7日から開会する市議会臨時会に提案します。

このほか松井市長は、総理官邸の幹部が「日本も核保有すべき」と発言したことについて、次のように述べました。

広島市 松井一実 市長
「政府は個人的見解に左右されるのではなく、引き続き非核三原則を貫くと明確にすべきと思います」