小型カメラ「ライカの名手」として名を馳せた写真家木村伊兵衛の回顧展が、広島市で始まりました。

木村伊兵衛は小型カメラ・ライカを愛用し、昭和の風景やポートレートなど被写体の一瞬の表情を切り取る美しいスナップショットで名声を確立しました。展覧会は、代表作の「秋田おぼこ」など農村風景、東京や沖縄、中国、ヨーロッパ戦後の広島を写した「昭和の列島風景」シリーズなど、7つのテーマで構成されます。
広島県立美術館 山下寿水学芸員
「小型カメラを使って日常の瞬間を切り取るある種の職人芸的な所に伊兵衛のすごさがあると思います。さりげないけど、普通には撮れないような写真の数々を見て頂けると思います」

回顧展「木村伊兵衛写真を生きる」は、2月8日まで県立美術館で開かれています。



































