今季、初の開幕投手を務めた森下は防御率は2・48ながらも、6勝にとどまり
自己ワーストの14敗を喫しました。

雪辱を期す来季は増額更改の推定2億円でサインしました。

「自分が貯金も作れず、負け数、借金ばかり作ってしまったので、そこが本当に不甲斐なかったし、離脱もして迷惑をかけたなと思います」と語りました。

森下は明治大学から2019年秋のドラフト1位でカープに入団。
プロ1年目は10勝3敗、防御率1・91とエース級の活躍で新人王を獲得しました。

入団4年目には推定年俸1億1000万円で契約し、球団史上最速で大台を突破。

プロ6年目の今季は好投しながらも白星に恵まれない展開が続きました。
6月20日楽天戦から8連敗という長いトンネルも経験。

8月末には右肩の張りで登録を抹消されると、その後、復帰はありませんでした。
それでもシーズン22試合に先発したうち19試合で自責点は2点以下でした。
イニング数も規定投球回を超える152と1/3でした。

7年目を迎える来季は、チームを優勝へ導くエースとしての活躍が期待されています。

「キャンプから争いがイチから始まるので、ひとりの先発陣投手として、チームにいないといけない存在だなという風に思ってもらえるように準備していきたい」