12月に入り再開したBリーグ。ドラゴンフライズは福山市でホームゲームを開催し、昨年チャンピオンシップ2位の琉球と対戦しました。

土曜日に行われたゲーム1。

この日は7月に左肩を手術した、渡部が復帰戦でスリーポイントを決めます。

前半は守備に苦しんだものの、第3クォーター終了間際にスミスのブザービートで同点に追いつきますが、最終クォーターの勝負所で踏ん張りきれず、ターンオーバーが多発。72対81で黒星スタートとなりました。

日曜日に行われたゲーム2。

三谷のスリーポイント、エバンスのスリーポイントで得点を重ねますが、序盤から2メートル11センチ、大黒柱のコーバーンの負傷、日本代表に初参加したメイヨの個人ファウルが3つとなるなど、アクシデントが続きます。

それでもエバンスのファウルを受けながらのゴールや、スミスのレイアップなど琉球の堅いディフェンスに対して、1対1で強さを見せ得点を重ねますが、9点ビハインドで前半を終えます。

第3クォーターはメイヨのスリーポイント、さらにスミスのダンクなどで得点を重ね、一進一退の展開となりますが12点差で最終クォーターに入ります。

ここからデフェンスを堅め、またもスミスのダンクで徐々にリズムを作ると、流れを変えたのは広島出身・三谷でした。

琉球の監督にピカイチと言わせたデフェンスで得点を防ぐと、スリーポイントを1本、2本と決めて流れに乗り、残り3分50秒で3点差に迫ります。

福山の声援が最高潮になるなか、自然とボールは三谷に集まります。

キャリアハイの19得点を挙げますが、あと1本を決めきることが出来ず、6点差で連敗となりました。

三谷
「クリスやニックがボールを回してくれた結果がチームの中でも僕の役割のシュートを認めてくれているんだというのを感じたんですけども、そこを決めきれなかったところは悔しかったのでそこは次へのステップアップにつながるいい収穫だった」

水曜には西地区トップを走る長崎ヴェルカと対戦します。