ユニタール(国連訓練調査研究所)が、ゲームを使った平和学習のイベントを広島市内で開きました。

イベントには若い世代を中心とした19人が参加しました。
東京大学大学院の渡邉英徳 教授がデジタル技術を駆使し、被爆に関する記録のアーカイブを作成した事例の紹介、被爆者の近藤紘子さんによる講演などが行われ、参加者は広島への原爆投下や最新技術について理解を深めました。
この後のワークショップでは、ブロックを自由に組み合わせて遊ぶ人気ゲームソフト「マインクラフト」を活用。参加者は原爆投下前の資料を参考にしながら、コンピューター上の仮想空間に、原爆で失われた街を再建しました。
参加した学生
「池があるんだ。本堂をド真ん中にして、右に遊具を」
「犠牲があって、その前には平和があったんだよってのを感じられるように作りました」
「実際にこういう感じだったんだなと、イメージというか自分の中で可視化できる」
ユニタール広島事務所 島津準子 課長
「ゲームもデジタルツールの1つだと…平和教育も変わっていかないといけないと考えています」
ユニタールは、「この取り組みが、若者が平和について考えるきっかけになれば」と話しています。

































