紅葉シーズンを迎える中、大きな打撃を受けている観光名所があります。広島県庄原市と神石高原町にまたがる帝釈峡の遊歩道で起きた落石事故から2週間。その現場を取材しました。

木々が鮮やかに色づいた帝釈峡。多くの観光客が紅葉を求めて足を運んでいました。

岡山からの夫婦
「川の風景は、気持ちいいですね。通行止めになっているから残念。向こうからのアングルでみたほうがちょっといい気がするんですけどね」

この帝釈峡にかかる「雄橋(おんばし)」では3日、落石が発生。その近くで男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。県によりますと、今後の見通しは立っておらず、当面は雄橋(おんばし)付近の通行止めを続けるとしています。