「海を通じて皆さんの安心安全を守る」
もちろん、海上保安官の活動は花火大会だけではありません。9月、海上保安官の訓練の様子を見学できるイベントが、広島市で開かれました。参加者は、普段は海上保安大学生の実習に用いられてる「練習船いつくしま」から訓練を見学しました。
練習船いつくしま 溝口直樹船長
「広島は物流や漁業、レジャーなど、海と非常に関係が深い街になっています。海を通じて皆さんの安心安全を守ってるということを知ってもらえれば」
会場では、要救助者が浮かぶ場所までヘリコプターで急行し、要救助者を抱きかかえ潜水士ごとロープで吊り上げる救助訓練や、炎上した船の消火などを想定した放水訓練も公開されました。
広島に食やレジャーなどの恩恵をもたらす瀬戸内海。花火大会のような特別な日や、何気ない日常の裏には、広島の海を守り続けている海上保安官の姿があります。

































