戦後復興の象徴、広島のソウルフード「お好み焼き」を支えるオタフクソースが、創業100周年を迎えました。

オタフクソース 社員たち
「上下関係はあっても壁があるわけではなくて」

「わたしのような若手が話しやすい、上の者にかけあいやすい雰囲気」

「生意気ですけど、100年の中にあるオタフクイズムなのかなと思います」

そして、100年を支えてきた創業者の人生訓とは…。

オタフクソース 社長
「ものを売るという思いではなくて、『幸せを売れたら、ええね』と」

きょうのテーマは、『創業者の思いが息づく お好み焼きを支える100年企業』。

広島県民にとても身近なオタフクソースですが、創業100周年を迎えました。記念事業や社員・社長の言葉から100年続いた秘訣を探ります。

お多福グループ恒例「お好み焼きの実習」です。ことしの新入社員は20人。

オタフクソース 新入社員 田中亮太さん
「つらいです」

広島出身の田中亮太さん。料理経験は、ほとんどありません。

新入社員 田中亮太さん
「包丁すらあまり触ったことがなかったので、その時点で難しいです」
― 出来は?
「伸びしろです」