自分の「骨量」気にしたことはありますか?
「骨スカ予防大作戦」の会場で行列ができていたのは、骨の健康度チェックです。
骨の健康度をチェックした人たちは…
「あんまり意識してなかったんで、とりあえず平均で安心だったんですけど、気をつけようと思いました、今後」
「もうこれからどんどん下がっていく一方だというお話だったので、ちょっと意識して牛乳だったり小松菜だったり摂取しようかなと思います」
「何を食べたらいいかなというのは、意外と豆腐とかがいいって書いてあったので、参考になりました」
吉田アナウンサーも実際にチェックしてみました。結果は「C」。「今の生活習慣を振り返って健康維持に努めましょう」という判定でした。
骨密度は、単に「若さ」を求めるのとは違って、今後の人生の健康寿命を大きく左右します。

骨密度が低下すると、骨折リスクが高くなり、骨粗しょう症となります。例えば足の付け根の骨折などは、寝たきりのリスクにもつながってしまいます。
そんな中、広島県民の70歳以上の11人に1人は骨折で入院・通院していて、そのうち3/4は女性だということです。
骨量は20歳ごろをピークに減る一方、ということですが、これからなるべく減らさないために、大切なことは、この3つだそうです。

①バランスのよい食事
カルシウムだけでなくその吸収や沈着を助けるビタミンD・Kや、骨の材料になるタンパク質などバランスよく食べることが大切。
②ちょっとした運動
1週間に1回、ハードな運動に取り組むよりも、毎日の散歩や階段の上り下り、その場でかかとをストンと落とす運動も、骨の血流量が増えて新陳代謝が活発になるのでいいそうです。
③1日15~30分の日光浴
日焼け予防に紫外線を避けがちですが、日光にあると、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内で合成されるそうです。

広島県内では、今後この「骨活」に関して、来月までの間に少なくとも57の取り組みが展開されます。詳しくは、広島県のHPをご確認下さい。簡単な骨の健康度チェックができるところもあるということです。