シュー活、コン活、推し活…といろんな〇〇活動を略して言いますが、今、広島県が「全県的に取り組む」、というのが、「骨活(ほねかつ)」です。10月20日は、世界骨粗鬆症(こつそしょうしょう)デー。「自分の骨密度低下に早く気づいて、対策をとろう」という「骨活」のイベントに吉田アナウンサーが行ってきました。

「骨スカ予防大作戦」と名づけられたイベントは、県庁の昼休み時間に開催。会場では、骨の構成成分となるカルシウムを多く含む乳製品や葉物野菜が紹介されていました。
骨量は、20歳頃をピークにその後増えることはありません。特に女性は、加齢や閉経によって、女性ホルモンが減少することで、骨量が急激に低下するという特徴があります。

骨量が減ると、骨はもろくなり、骨折のリスクが高まる「骨粗しょう症」となります。広島県では、▼骨折で病院にかかる人が男女ともに全国平均より多く、▼骨粗しょう症健診を受ける女性の割合は全国平均より低い、ということです。
県健康づくり推進課 武内聡課長
「こういう骨の健康の状態というのは、課題を自分事として捉えにくいという特徴もございます。県民の皆様に自然と骨についての関心を高めていただく、そういう環境づくりを進めていきたい」