来年4月から自転車にも「青切符」が導入されることを知ってもらおうと、警察は事故が起きやすい交差点で自転車利用者に指導、警告を行いました。

指導警告は、来年4月から導入される自転車の「青切符」の制度について知ってもらおうと、広島県内で一斉に行われました。青切符の制度について書かれたチラシを配るほか、事故に繋がる危険な乗り方の自転車利用者には「指導警告カード」を渡し注意を促しました。

県内では、ことし9月末時点で自転車が絡む事故が641件起きており、そのうち半数あまりは自転車の交通違反が原因だったと言います。

広島中央警察署 児島裕志交通官
「通勤帰宅時間帯がかなり事故が多くなっている。スピードを落として、ゆとりある運転を心がけてもらえれば」

9月から警察庁のホームページには、自転車ルールブックが掲載されており、警察は「見落としがちなルールもあるので、改めて確認してほしい」と呼びかけています。