広島県福山市は少子化対策の方向性や施策を検討するため、専門家による会議を立ち上げます。
これは、1日の定例記者会見で枝広直幹市長が明らかにしたものです。福山市では、2017年に出生数が3900人を超えていましたが、現在は減少傾向にあり、2024年は3000人を下回ったとみられています。
会議のメンバーは国の有識者会議の委員を務める昭和女子大学の白河桃子客員教授たち6人程度で構成され、10月下旬に初会合が開かれる予定です。結婚や子育ての支援などをテーマにこれまでの市の施策を分析し、助言するということです。
福山市 枝広直幹市長
「人口45万人の都市で出生数が3000人を割り込んでしまう。漫然とした受け止めはしない方が良い」
福山市は、会議と並行して可能な施策から新年度予算案に反映していくことにしています。