エサや産卵場所を求めて イシガメの大散歩

イヌビワは、イチジクの仲間で、実が熟すと赤黒く変化します。ちょうどサイズがいいご馳走だったのかもしれません。カメは普段、園内にある、ため池に住んでいます。

広島市植物公園 中川悠さん
「イシガメの子ども。卵から生まれてすぐ。(甲羅の)後ろがギザギザしている」

イシガメの甲羅は、20センチほどに成長します。中川さんによると、カメは人の気配が少ない時間になると、池から移動を始めます。エサや産卵場所を求め、園内を広く歩き回るようです。

大きな反響を呼んだユニークな看板ですが、「おちがめ」と読むか、別の読み方なのか、特に決まっていません。カメが落ちてこないか、念のためご注意ください。

広島市植物公園 中川悠さん
「これを機に植物にあまり興味がなかった人も興味をもってほしい。植物の良さや面白さに気づいてほしい」