「敬老の日」を前に、宮島水族館で12日、長寿を祝うイベントが開かれました。
ことし30才を迎えたのは、宮島水族館で飼育されているゴマフアザラシの”ゴロー”です。人間でいうと、80才くらい。
長生きに感謝してきょうは特別に、大好きなホッケがプレゼントされます。その後、訪れていた修学旅行生や親子連れともふれあいました。
来館者
「(触ってみてどう?)ぬるぬるして、ベトベトしてた」

続いて登場したのはゴローのパートナーで32才の”フミ”。なんと中四国で最高齢です。
長寿の秘訣は日々の健康管理とのことで、爪が長く伸びていないか、全身に傷がないか、チェックを受けていました。
岩﨑直子飼育員
「ストレスにならないような生活をしてあげる。動物たちのペースにあわせて飼育することが(長生きの)秘訣になる」

来館者
「毎日体を触って、どこかケガしてないかなとか。そのぐらい手をかけてあげているから長生きするんだなと思いました」
このほか、宮島水族館では、開館当初からいる「ヤイトハタ」など、長生きの魚たちにもダイバーが直接餌をやり、来館者といっしょに長寿を祝いました。