地場流通大手、イズミが11日に発売するプライベートブランドのメディア向け試食会が開かれました。

橋本莉奈アナウンサー
「イズミグループで統一したプライベートブランドは初めてということで、多くの報道陣が注目しています」

新しいブランド名は、イズミが運営するゆめタウンなどにちなみ「ゆめイチ」と名付けられました。コンセプトは、価格も品質も消費者に「イチバン」寄り添いたい、「イチオシ」商品を届けたいとしています。

価格やコンセプトによってプライス、レギュラー、プレミアムの3種類に分けられます。11日発売となる食品50品目のうち手頃な価格に特化した「プライス」が48品目をしめています。

橋本莉奈アナウンサー
「試食会には豆腐やキムチなど普段食卓で使われる食材がならんでいます」

ミックスベジタブル試食
「必要な分だけ使える手軽な冷凍ミックスベジタブル、色鮮やかですね、いただきます。素材の味がしっかり感じられます、美味しいです。お子さんも食べやすいようにコーンの配合が50%ですが、214円とお求めやすくなっています」

オーガニックルイボスティー試飲
「いい香りが鼻から抜けます。こちらは南アフリカ産の有機茶葉を使っていると言うことなんですが、価格は73円です」

流通大手では、最も遅い、最後発のプライベートブランドとなります。地産地消にこだわり商品作りを進めていきたいと話します。

イズミ・山西大輔副社長
「インフレの中で我々としてPB開発のニーズが高まってきた。最後発のPBだから最高のPBを目指す、我々の決意というところで、お客様の声を頂きながら皆様に寄り添えるイチバンのPBにしていきたい」

イズミでは、今年度124品目、5年後には750品目とし、10年後には食品売上の1割を目指したいとしています。プライベートブランド第一弾は、グループ260店舗で11日から販売されます。